明けました2024年

明けましておめでとうございました☀️🎍

本年もどうぞよろしくお願いします。

遅筆ながらも少しずつストック出来てるのでそのうち放出していきますね😂

 

金カム長編は折り返し近いのですが、進撃はまだまだ先が見えないので…まったりやってきます。

そして、なんと今年の夏で拙宅サイト(前サイトから換算して)は7年目を迎えるらしいです。いつも気づいたら開設日過ぎてるので、今までまともにお祝いしたことがありません。(無頓着)

 

サイト作った頃はすぐ飽きると思ってたんだけど意外と夢小説を書くことが、ストレス発散方法の一つになってます。推しの妄想よりも推しの妄想をアウトプットすることでストレス発散している感じです。

あとはコツコツと壁に向かって打ってる感じが性に合ってるのかもしれません。

7年も夢小説書いてるんだ…ふーんって感じですね。改めてびっくりしました。

去年こそサイト更新再開したかったんですけど、春の繁忙期が終わっても全然落ち着かなくて働いてご飯食べて筋トレして寝るだけで精一杯でした。ほぼ何もできなかったのが心残りです🫠

 

そもそも筋トレの時間を創作に回せば良くない?って自分でも思うんだけど、ストレス発散方法の一つなのでどんなことがあっても筋トレは辞めません。整うんですよね。(サ活か?)

メンタル安定するし、肩こり頭痛腰痛も改善されるし体力も維持させるしマジで良いことしかないです🏋️おすすめ。

 

今は少しだけ余力があるので、また春の繁忙期に入るまでぽちぽちと進めてます。

今年は忙しくも時間を捻出できる人になりたいです。それが一番難しいんだけどね!

例年に比べて暖冬らしいですが寒い日は寒いので、皆さん暖かくしてお過ごしください。

ではぽちぽちとストック作りに勤しみます。

進撃アニメ最終回

進撃アニメ完結編の感想。1週間経ってもまだロスだよ。

自分の気持ちを整理するためにも、ここにぶつけておく。

実は最終回放送直前まで12日で平泉・盛岡に1人でふらっと行ってきたんだけど(じゃじゃ麺美味しかった!)帰りの新幹線はずっとソワソワして落ち着かなかった😅

帰宅してプロフェッショナルのエレンさんインタビュー観た後リアタイした。

マジで最高だった〜😭!!作画も歴代BGMも声優さんの演技も何もかも素晴らしかった。テレビにかぶりつきで見入っててあっという間すぎて観終わった後は暫く呆然としてて動けなかったけど、満足感や達成感があったのでこれが整うと言うことか🤔

アルミンとエレンの会話もすごく良かった!

アルミンの「僕達がやったことだ。だからこれらはずっと一緒だね」「2人で8割の人類を殺した罪を受けて苦しむんだ」の台詞と、エレンの「馬鹿だからだ」「どこにでもいるありふれた馬鹿が力を持っちまった」の台詞が良すぎて泣いてしまった。

アルミンは外の世界の本をエレンに見せて、誰もいない自由な世界を創造させた罪を一緒に背負い込む。幼馴染の関係が更に好きになったし2人の想いが強く伝わったシーンだった。

 

仮に進撃の力がエルヴィンやアルミンに渡っていたら地鳴らしではなくて別の解決法があったんじゃないかと思う。エレンも「他に解決策があるなら教えて下さいよ」ってハンジに言ってたしね。

でもエレンじゃなかったらミカサはあんなに必死にならなかっただろうし、始祖ユミルは呪いから解放されなかったんだろうとも思う。ヴィリーの言う通り「たまたま順番が回ってきただけ」なんだろうと思った。

アルミンがエレンの罪を半分こして一緒に背負い込んだのも、エレンが地鳴らしを起こした理由に向き合ったのも、諫山先生が連載終了してからも作品に向き合い続けていたことがうかがえて嬉しかったな。

 

最終巻にあるパラディ島が発展したけど最終的に戦争が起きて滅亡したシーンで「あんなに大勢死んでやっと平和な世の中になったのに同じことを繰り返してるし、エレンが自分を犠牲に全部背負い込まなくても良かったのでは?」としんどくなってしまって、なかなか単行本が読み返すことが出来なかったんだよね。

同じ過ちを繰り返すのはすごく現実とリンクしててとても生々しいし、人間の愚かさと弱さが如実に出ているシーンでもあるからこそエレン達の気持ちを考えると胸が苦しくなるというか。でもそれに対して最近、海外のとある反応動画のコメント欄に「結果的にパラディ島は滅んだけど、文明が発展して豊かになって平和を享受できた世代はいるから、エレン達の行動は無意味じゃなかったと思う」みたいなコメント内容を読んだ時、2年半くらい消化出来なかった気持ちが楽になったよ。

確かに長い目で見たらパラディ島は世界から報復されて滅んだけど、平和な時代はちゃんと訪れていたのも事実。それだけでもエレン達みんなが命を張って戦い抜いた意味はあったことに気づけて良かった。

誰よりもエレンが大事なミカサに、ミカサのことが好きなジャンが「エレンを殺そう」って言うのがエグすぎる。リヴァイの言う通り、もうどうにかなる状況でもなかったから現状把握が出来る指揮官のジャンだからこそ言えた台詞だと思う。ミカサの気持ちを考えると本当にずっとしんどい。

ジャンがライナーへ「オレ達は諦めの悪い調査兵団だろ」の台詞は何も知らなかったあの頃には戻れないけど、憎しみも怨みも乗り越えてやっと104期に戻れたようで胸熱だった。

でもヒストリアの筆跡のくだりは相変わらず気持ち悪くて最高だったよ、ライナー。

アルミンがジークと何気ない日常について話していた内容がじんわりくる。アルミンは枯葉、ジークは野球ボールでそれぞれメタファーは違うけど、幸せの本質は同じなんだよね。何気ない幸せって日常にあるのに灯台下暗しだから気づけないけど、ちゃんとそれに気づけるアルミンは聡明でどんな時でも考え続けることが出来る強い人だから、リヴァイもエレンも彼に未来を託したのかなと思う。アルミンが動けない自分に対して「役立たず!」「僕はお前が嫌いだ!」て罵るシーンは辛かった。アルミンは白夜でエルヴィンと天秤にかけられた時も、次々と仲間達が死んでいく時もそう思ってたんだろうな。そんなことないよって言いたい。

アルミンがエレンと道の中で語り合った時に拾い上げた貝殻は幼い頃の夢の象徴で、ある意味自由の象徴と同義だったと思う。

「やっと気づいてくれたのか。いつでも足元にあったのに。いつも遠くばかり見てるから」ってエレンに渡すシーンもグッと来た。

始まりは2人の少年の純粋な好奇心で、いつの間にか見ている景色は違ってしまったけど(同じ方向を向き続けることって難しいから、違ってしまうのは必然なんだけど)やっと同じ場所に戻って来れたんだねって気持ちになった。

 

ミカサは愛する人が世界を踏み潰して大悪人になっても最後までエレンのことを想ってて愛してるからこそ、もうこれ以上過ちを犯して欲しくないから自らの手で殺すってどういう気持ちなのか想像しか出来ない(想像の域を超えない)けど、本当に辛いだろうし相応の覚悟がないと出来ないと思う。

「いってらっしゃい。エレン」の伏線回収は原作読んでて本当に興奮したしあんな哀しいシーンだとは思わなかった。山小屋のキービジュアルを見た時から、たまらんかった。

ミカサの姿は始祖ユミルにとって、あったかもしれないifの姿なんだよね。巨人の力の継承問題は別にして、フリッツ王が殺されそうになった時に身を挺さず3人の娘に寄り添うことが出来ていたなら、彼女は2000年に及ぶ呪いに囚われることもなかったと思う。その呪いから解放してくれる人を彼女はずっと探してて、ミカサが愛するエレンにとどめを刺したことでようやく始祖ユミルはフリッツ王から解放された。彼女がミカサを見出した理由は自分自身とどこか似ている部分があったからなのかもしれない(と私は想像した)。

 

エレンとミカサは美しくて哀しくて残酷だった。山小屋での生活は2人にとって心休まる時間だったら良いなと思うと涙が止まらない。(原作終了後もずっとスルメ並みに噛み締めてるオタク)

「オレが死んだらマフラーは捨ててくれ」「オレのことは忘れて自由になってくれ」なんて言われたら余計にミカサは忘れること出来ないよ😭悪い男だ女泣かせすぎる😭

好きな女の子の前ではカッコつけたくなっちゃうけど、アルミンとの会話では「10年以上引きずってて欲しい」て駄々捏ねてて情けなくて原作読んだ時に思わず笑っちゃった。

でもエレンにとってミカサやアルミンに伝えた言葉は両方とも本心なんだと思う。自分のことは忘れて幸せになって欲しい反面忘れて欲しくない。死にたくないし皆と一緒にいたい。「クソ」って悪態ついてるエレンが本当に人間らしくていじらしいよ🥲

マーレ編に入ってからエレンの本心が見えなかったからやっと本音で喋ってくれたシーンなのでアニメでも観れて嬉しかった。本音は一生引きずってて欲しいんだろうけど妥協して10年以上って言ってるんだろうね。いや、女性の10年は罪だよ😅

山小屋のお話もっと見たかった〜😭深い愛の物語だったよ。

進撃はそれぞれのキャラに役目があり、役目を全うして卒業していったけど、それぞれがリアルで生身の人間として生きていたと思う。色んなキャラ達が色んな価値観や考え方を元に行動していく中で紡がれていくのが群像劇の醍醐味なんだよね〜

1週間経ってもふとした時に本当に終わっちゃったんだってロスってる。今までは原作終わっちゃったけどまだアニメはあるし!って気持ちだったから余計に反動がデカいのかもしれない。

友人と改めて完結編前編と後編を視聴したけど寂しい気持ちは変わらなくて、悩みに悩んで原画集を一緒にポチった。14年の集大成って言われたらやっぱり買うしかなかった!置く場所はどうにかする!

これからオンラインアフターパーティーのアーカイブや100カメ、電波兵団を楽しんでくる🕊️

アフターパーティーはリアタイ出来なかったけど今月末までアーカイブ延長してくれてるので感謝🥲🙏

進撃の巨人に出会ってその展開に一喜一憂しながら追うことが出来て良かった。原作で彼らの行く末を見届け、そしてアニメでも再び見届けることが出来て本当に本当に幸せだった😭

結末は知っているのにアニメを観る時は、いつも新鮮な気持ちでドキドキしながら楽しく観たのは良い思い出だよ。本当にありがとうございました!🕊️

近状報告

待ってました〜!

9/14に京極夏彦の百鬼夜行シリーズ最新作が17年ぶりに発売〜🎉🎉待ってたよ〜💃

8月下旬に友人に教えてもらって即予約。嬉しすぎて、新作が出るまで姑獲鳥の夏と魍魎の匣を読み直してしまった。

 

9/14に届いた〜!!

最新作、つまり新刊😊やっぱり新刊という響きはいい🙆‍♀️

試しにフォゼを乗せてみたら乗った🤣さすが832ページ。

フォゼも乗せられるこの厚み😊そう、京極夏彦と言えば鈍器本なんだよ。この厚みがね、幸せなんだよな!

読んでると腕痛くなってくるんだけど、読み切った後は謎の達成感がある。

(すごくどうでも良いんだけど、ノドの空白どれくらいに設定してるんだろ)

私が初めて京極夏彦の本を読んだのは12年前。

元々、身内が京極夏彦が好きで本もあったんだけど、分厚いし何か難しそうと思って敬遠してたんだよね。

友人から「面白いから読んでみて」って貸してくれた本が姑獲鳥の夏だった。これ、家の本棚で見たことあるなと思いつつ、とりま読んでみっか〜と軽い気持ちで読んだら沼だった😇ドツボだった。

やっぱり沼ってどこに潜んでるか分からないもんだな。

民族、風俗、歴史、宗教、妖怪諸々の情報が多くて、読む度に膨大な知識量にびっくりする。

姑獲鳥の夏の種明かしシーンの衝撃は未だに忘れられない。頭殴られた感じだった。(物理ではない)

謎解きとして長〜い講釈の中にこの本はこんな感じの内容ですってあらかじめ描かれてて、その通りに回収されたのは気持ち良かった。(内容は物哀しいけど)

まさに伝説の始まり。



百鬼夜行シリーズの中で1番好きなのは魍魎の匣。(アニメ化、実写化、舞台化もしてる有名作品だから知ってるよね!?)

数年ぶりに読み返したら、木場刑事の台詞に涙がちょちょ切れちゃった🥲(マジで)あまりに一方通行すぎる恋が切なすぎるよ

今まで木場刑事に対して一歩引いた目線で見てたんだけど、今回は全部持ってかれた😭

 

百鬼夜行シリーズはえらく弁の立つ拝み屋、鬱の小説家、破天荒な探偵、四角くて屈強な刑事など個性豊かなキャラクターと心の闇が根深いキャラクターも多く、のめり込んでしまう。

おかげさまで私の性癖が育てられたというか、歪まされたというか。陰気な話や後味悪い結末とか、バドエンやメリバが好きになったのも、ある意味影響しているかも。

何食わぬ顔で普通に社会生活を送っているのに心の中にとんでもない闇を持っていたり、ちょっと陰があって屈折している美女、大好物。

 

何度も読んでるのに新たな感情を抱かせてくれるから、やっぱり読書っていいね👍(普段本読まないので尚更)

これからしばらくは最新作を噛み締める日々なので、隙間時間で夢創作もサイト更新も出来なさそう。(去年から停止気味だから今更言ったところで、ね)

日記はしれっと更新してるかも。

 

そんなわけで京極夏彦の作品を読んだことなければ、まずは伝説の始まりである姑獲鳥の夏から読んでみよう😊

 

ここから二次創作の話

 

夢サイトを使ったきっかけは進撃の巨人だけど、実は初めて書いた夢小説が姑獲鳥の夏だった。

友人が軽い口調で「なんなら書いてみたら?読んでみたい」って背中を押してくれたのが始まり。(勿論、ちゃんと読んでくれた😊

 

それこそローカルに書き溜めていて夢サイト作った時に、せっかくだから載せるかって軽い気持ちで公開したのも良い思い出。(進撃と姑獲鳥なんて全然ジャンルが違うけど極々たまに姑獲鳥の感想が届くことがあるので、ありがと〜❣️って感じ)

 

今回、魍魎の匣を読み直したらやっぱり魍魎の匣の夢小説が書きたくなっちゃった🤦‍♀️(チョロすぎ)

実は姑獲鳥の夏の夢小説の続きとして魍魎の匣の夢小説も書いてたんだけど、最終的にボツにしたんだよね。

ボツにした理由は単純。夢主をどの事件に関わらせようか決められなかったから😅

魍魎の匣は四つの事件がそれぞれ足を引っ張り合う構成で、関係者が多くてね。(1番多いのは塗仏の宴)

 

姑獲鳥の時は夢主が久遠寺姉妹の三女という設定だったから、渦中の一人として書けたんだけど魍魎は久遠寺家は全然関係ないので。頼子や久保関連のバラバラ事件方面で諸々考え中。

こういう時は筆が乗りそうな時にやるのが1番だよね!

しれっと魍魎の匣の夢小説が夢サイトに公開されていたら、笑ってやって下さい。

6/24四目屋に行ってみた

今回更新した新婚鯉登夫婦「柿の実、ひとつ」の続きで書いたお話について。

久しぶりの🔞だから今まで書いたことないシチュにしよう思い、大人のおもちゃって明治時代にあったのか?と疑問に思い、調べたのが始まり。

なんと、あった!その名も【四目屋】!しかも江戸時代創業で店舗は現在の中央区東日本橋にあったらしい。というわけで、大人のおもちゃネタは時代的におかしくないことが分かり、ぽちぽち書き始めたのが今年2月。元々は4月鯉登夢WEBオンリーで展示予定だったけど、途中でアンソロ原稿に取りかかったので間に合わず。5月頃に再開し、7月半ばに完成した。

 

お話の時系列は19111月頃。

鯉登君が三越でお買い物をした後、四目屋までどんなルートで行けるのか?

まずは今回のお話で出てきた地名や場所について、調べたことや考えたことをまとめてみた。(素人調べなので間違ってる部分もあると思う)

【両国の地名について】

今回のお話に出てくる「両国」の名称は現在の中央区を指している。

明治時代になると中央区側は「日本橋両国」・墨田区側は「本所東両国」と呼ばれるようになり、1934年に地名の変更で現在の東日本橋二丁目の一部が日本橋両国になった。

 

参照元:墨田区「両国」から離れた中央区になぜか両国郵便局があるワケ

https://urbanlife.tokyo/post/55115/

 

【三越について】

1914年に本店を新築するまで、仮店舗で営業していたらしい。そんなわけで仮店舗から四目屋までのルートについて調べることになったけど、仮店舗の場所がいまいち分からなかった。本店から遠くない場所だと思うんだけど

【鉄道について】

1909年以前の東京市では3社の鉄道会社が走っていた。

1909年に3社が合併して東京鉄道となる。

19118に東京市が買収し、東京市電の誕生。

1943年に東京都制施行により東京都電へ。その後、1972年までに都電荒川線以外は廃線となっている。

※今回のお話に出てくる路面電車は東京市電ではなく、東京鉄道。

【路線について】

現在の三越最寄駅は三越前駅だが、当然1911年に三越前駅はない。

wikiで当時の路線と駅名を調べる。

②現在の三越の場所を元に、上記で調べた路線と駅名を鉄道歴史地図に入力する。

③鉄道歴史地図で出てきた路線図と駅の開業年を調べる。

④上記と並行して四目屋跡地の住所を元に、1911年当時には開業済み且つ四目屋跡地まで歩いて行けそうな駅を2つ絞り込む。

(室町線浅草橋駅・両国橋線両国駅)

⑤google mapと鉄道歴史地図を睨めっこした結果、室町線室町三丁目駅から浅草橋駅に設定した。

 

当初は🔞ネタ書くだけだったのに、一体何してるんだろう?

 

6/24四目屋跡地に行ってみた!

ちょうど会社でバーチャル東海道53次ウォークラリーに参加してたので、歩数稼ぎも兼ねて歩いてみようと思い立った。

【今回ウォーキングで使用したもの】

google map

・東京地層地図アプリ(GPS付き)

・鉄道歴史地図

文明の機器〜🥺

 

実際に歩いてみた!

今回のウォーキングルート

(約2キロ・通常30分くらい)

参照元: google map(赤の⚪︎印が四目屋跡地周辺)

室町三丁目の交差点(現在)

 

室町線の面影はないので合ってるか分からないけど、ここからスタート。

江戸通りをひたすら道なりに進む🚶‍♀️

鉄道歴史地図によると、1911年当時は室町線本町三丁目駅・小伝馬町駅・馬喰町駅があったらしい。歩いてみても線路跡はないので面影を探すことは出来ないけど、現在は都バス・JR総武本線・地下鉄の停留所・駅名として残っている。

しばらくすると靖国通りに出た!右に曲がると両国広小路の石碑が見えて来る。

上 東京地層地図 明治末期の地形図(1906-09)参照

下 両国広小路碑(現在の中央区東日本橋側)

石碑の詳細

当時の広小路の中心は、両国橋から南側らしい。

両国広小路の歴史は明暦の大火(1657年)まで遡るみたい。元々は火除け地として設置されたので常設の建物は作られなかったが仮設の見世物小屋が立ち並ぶようになり、江戸時代から明治初期にかけて歓楽街として繁盛した歴史がある。

 

当時の浅草橋駅を確認したくて、浅草橋上から靖国通り側を撮影。

東京地層地図によると、この辺り(GPS付近)に室町線浅草橋駅があっただろうと思われる。(※私が勝手にそう思ってるだけ)

 

四目屋の近くまで到着したので、せっかくだから周辺を散策することに😊

上 東京地層地図 文明開化期の地形図(1876-84)参照

下 東京地層地図 明治末期の地形図(1906-09)参照

 

【両国橋の位置】

文明開化期と明治末期を比較すると、隅田川下流上流に建て替えられたことが分かる。

【薬研堀の埋め立て】

文明開化期と明治末期を比較すると、GPS付近にある薬研堀が埋め立てられていることが分かる。

かつて薬研堀があった周辺は中学校になっている。

かつて薬研堀に架けられていた元柳橋のモニュメント。

中央区側から撮影した両国橋(現在)

うっすら見えるのがスカイツリー(墨田区側)

 

日影ないし湿度も高いし日傘差しても暑い🥵四目屋跡地を目指す前にひとまず薬研堀不動尊へ。

薬研堀不動尊(現在)

 

東京地層地図 明治末期の地形図(1906-09)参照

GPSが不動尊の場所

いよいよ、不動尊を挟んだ向かい側へ

上 東京地層地図 明治末期の地形図(1906-09)参照

下 四目屋跡地(現在)

 

この周辺に四目屋があったと思われる。当時を偲ぶものや石碑は何にも残っておらず、静かな場所だった。

 

ウォーキング終了

日本橋の室町三丁目からスタート両国広小路・両国橋周辺も散策したので四目屋跡地到着まで1時間半弱かかった!

🔞夢妄想を題材にして当時のルートを特定し始め、まさか日本橋エリアの歴史や都電の成り立ちまで調べたり、実際に現地まで歩いてみるとは思わなかった。

 

ここまで全てが夢妄想を原動力に行動しててちょっとコワイ何やってんだろ

まあ、楽しかったのでヨシ!🙆‍♀️

余談

今回のお話に出てきた四目屋は検事局から隠れるように営業しており、二階で商売中という設定。

これは京都にあった【京四目屋】から拝借。(大正時代まで営業していたらしい)

1909年に京四目屋は検事局に検挙されているので、きっと両国の四目屋もひっそりと営業していたのではないか?と思ったから。

 

参照元:江戸から大正へ続いたアダルトショップ「四ツ目屋」ってなに?

https://wanibooks-newscrunch.com/articles/-/1363

 

1872年に明治政府は東京府に違式いしきかい 違条例を布達。

この条例は立ち小便・刺青・裸体や肌の露出禁止など、主に身体に関わる規制が多い。外国人の目を意識したものと思われることから、新政府にとって江戸時代の価値観は近代化推進を妨げると思ったのかもしれない。

その条例の中で春画及び其類の諸器具物を販売する者も含まれており、四目屋は該当していた。

 

参照元:明治新政府が大真面目に規制した驚くべき⚪︎⚪︎の数

https://diamond.jp/articles/-/116643

 

 

6/17江戸東京たてもの園

フォゼ之進👑が届いた!デカくてムチムチしてふわふわして最高にカワイイ!!ちびフォゼ達とも顔合わせ済み。

仕事で嫌なことがあっても「でもうちにはフォゼ王がいるし」て思えば瞬時にどうでも良くなりそう

いるだけでQOL上がる!すごい🤩

 

6/17に江戸東京たてもの園に行ってきた。江戸期~昭和中期まで、都内にあった歴史的建造物を移築した屋外博物館。入園料はなんと400円。

金カム最終話に出てきた梅ちゃんの生花店💐

どの建造物もすごかったんだけど、三井八郎衛門邸と高橋是清邸を見学できて良かった😌贅の限りを尽くした邸宅だったので、やっぱ財閥や政界人ってすごーい!

実物の女中部屋を見ることが出来たのも創作的にありがたかった🙏

お陰で女中夢の妄想が捗るね参考文献読むだけだとイメージが湧きにくいんだよなぁ。

東、西、センターゾーンの3つに分かれてて3時間みっちり堪能してきた😎 

当時の息遣いが生々しく感じられたのでまた行きたい〜!